さだまさし関連

歌から読み解く、さださんファミリー

投稿日:2018年10月22日 更新日:

NHKのファミリーヒストリー、

見ましたか?

 

 

凄いエピソードが、続々と出てきて、

コンサートトークで語られていた、

祖父ちゃん、スパイ説、

真実だってことがわかりましたね。

 

 

きっと、これからのコンサートで、

自慢気に、面白く、語られていくのでしょうね。

 

 

ファミリーヒストリー、たくさん、ご親戚、ご家族、ご兄弟、

出てらっしゃいました。

 

 

 

私、もちろん、

弟さんの、さだ繁理さん、

妹さんの玲子さん、

存じております。

(個人的に、ではないですよ、パプリックとしてです。)

 

 

 

繁理さんは、事務所の代表となり、

お兄さんを影で支えておられます。

 

 

ステージトークでは、

繁理さんと犬、題して「弟と犬」

で、近所の凶暴な野良犬に挑戦状を送りつけ、決闘して、その後、犬が手下となって、

とても懐いたという話しはステージトークの代表ネタとなっています。

 

 

 

繁理さん、

実は、かなりの激レアさんで、

日本人、初のプロサッカー選手でもあるんです。

台湾のプロチームに、所属していた実績を

お持ちです。

 

 

 

そして、なんと、

かつて、俳優デビューもされてるんです。

あの、「関白宣言」が映画になった時、

まさしさん本人では、シャレにならないとの事で、

弟さんの、繁理さんに白羽の矢がたちまして。

 

 

 

堂々たる、役者ぶり、

ぜひ観ていただきたい。

 

 

 

ですとか、

妹、シンガーソングライターの玲子さんとの思い出、

「泣いた赤鬼 ふうせんの墓」

ある、お祭りに行った時、

どうしてもふうせんが欲しくなった玲子ちゃん。

さて、どうやってそのふうせんを買ったのでしょうか?

そして、その結末は?

 

 

NHKのドラマにもなった、「かすていら」

にこのエピソードが書かれています。

 

また、エッセイ集でも書かれていました。

 

どうぞ本をお読みになってくださいね。

 


かすてぃら

 

NHKのドラマにもなりました。

 


かすていら [Blu-ray]

 


かすていら [DVD]

 

 

玲子さんの事は、コーラスグループ

「白鳥座」デビューした頃から、

歌が上手いと褒めてらっしゃいます。

「夏 長崎から」のコンサートでは、

必ずゲストで出てらして、

さだ兄弟で、素晴らしいデュオも聞かせて

くださいました。

 

「あなたを愛したいくつかの理由」

アルバム 「夢の吹く頃」に収録

 


夢の吹く頃 プライス・ダウン・リイシュー盤

 

 

エムおばあちゃまのことは、

しょっちゅう、話しておられますし、

 

何を隠そう、私がさだまさしLOVE💛になったきっかけは、

エムおばあちゃんの壮絶な出来事を面白可笑しく話す、

「徹子の部屋」にでていた、「さだまさし」を始めてみて以来。

 

 

それゆえに、えむ(えん)おばあちゃんには、私も思い入れが、あります。

 

 

まさし君のお誕生会での出来事は、

優しく、切ない、子供時代の思い出として、

「おばあちゃんのおにぎり」

という絵本になっています。

 


おばあちゃんのおにぎり (くもんの児童文学)

 

 

そして、

現在、ピアニストとして、

BS日テレで、

「夢みるクラシック」のMCを勤めている、

さださんの娘さん、は

おばあちゃまの名前から、

「詠夢(えむ)」さんと名付けられました。

 

 

さださん、実のファミリーもすごくて、

この「詠夢」ちゃん、

ダンナ様が、

アカペラグループの「ゴスペラーズ」

北山 陽一さん。

 

 

さださんの、野外ライブでの折、

意気投合されたのが、きっかけとか。

 

 

ご結婚が決まった時は、メディアも相当ザワつきまして、

ワイドショーや、情報番組、

「ミュージックフェア」で

さださんとゴスペラーズが競演した時は、

北山さんも、メンバーもかなり緊張されていて、内ネタトークされてました。

 

 

ゴスペラーズさん、

もう、すでに、いや、リアルファミリーですね。

 

嬉しい限りです。

 

 

中国、満州で、スパイとして働いていた

おじいちゃんにちなんで、

ご長男には「大陸」君。

 

あの、大借金を負った元となる、

ドキュメンタリー映画、

「長江」

「長江の最初の1滴が見たい」という野望を果たすべく、

長江の河口から源流に向かって旅をし、

中国の人々のふれあいなどを撮影した、

NHKスペシャルのような壮大な映画です。

 

今は見られない、開発前の大自然の風景や、

断崖絶壁を歩くさだまさし、

中国という国を、個人で撮影したものとしては、

本当に見ごたえのある作品です。

 

ドキュメンタリーとしてはヒットしたといわれていますが、

何せ、撮影にお金がかかりすぎて、

結果、伝説の大借金を背負うことになってしまいました。

 

それも、

エムおばあちゃまや、

スパイだったというおじいさまのルーツを辿りたい、

中国という国を歩いてみたい、という、

さださんの家族愛が元になっているのは確かです。

 

 

そんな中、さださんはご結婚し、

ご長男が生まれ、

付けた名前が

「大陸」君。

 

 

いまや大陸さんは、

お父さんと同じ、音楽の道、

しかも、お父さんが目指していた、

ヴァイオリン奏者として、活躍しておられます。

 

 

ヴァイオリンとピアノの、

アコースティックグループ、

「TSUKEMEN」で、大人気です。

 

 

以前、

「題名のない音楽会」では、

親子競演果たしてますよ。

とても楽しい番組でした。

 

 

このように、さださん、ご家族については、ステージトークや、ファンクラブの会報、ラジオなどでも、

結構お話しされてます。

小説では、

もっと詳しく、書いておられますので

ぜひお読みください。

 

 

 

さて、肝心の奥様については、

度々トークでも出てきているのですが、

詩島で結婚式をあげた時、

マスコミは、ヘリでグルグルと取材し、

大変な騒ぎになっていましたが、

さださんは、奥様は一般の方なので、

「そこは僕が、守ります」と宣言されていたのを、思いだします。

 

 

ですが、

私たち、ファン(クラブ)に向けて、

映子さんの写真を載せて下さったのでした。

(今で言う、CAさん、当時、東亜国内航空にいらっしゃった方です)

その後も、度々、「嫁」の話しをして下さってます。

多分、ステージトーク集

「噺歌集」にも出てるかと思います。

 


さだまさし ステージトーク大全 噺歌集CD 全18巻 ユーキャン ラックつき

 

私は、当時 中学生だったかな。

 

大好きで大好きで誰よりも大好きな、

憧れの、私のお兄さんが、結婚しちゃうんだ・・・

 

まさに、まさしロス・・・・。

 

 

でも、映子さん、ステキな人だから。

かなわないから。

自分も、きっと、さださんに褒めてもらえるような人になろう!

 

と自分で自分を慰めてました。

 

 

それはさておき、

ご家族の話し、エピソードはキリがないくらいあるのですが、

この、ご家族の事を踏まえた上で、

歌をご紹介いたします。

前置き、長すぎ!

 

目次

従兄(いとこ)にささげる「精霊流し」

かの有名な、長崎の夏、お盆の風景を歌った

「精霊流し」

 

この歌は、

さださんが大好きで幼少の頃から仲が良く、音楽の話しやギターも一緒にひいた、

従兄が海の事故で亡くなったことが題材になって、作られた歌です。

 

従兄が彼女とボートに乗っていて、事故に会われたとのこと。

その従兄を送る

「精霊船(しょうろうぶね)」のことを歌っています。

 

 

ちなみに

歌の中で 「あなたの愛した母さんの 今夜の着物は浅葱色」

はこのような色です。

 

 

この歌は、さだまさしさん、デビューして2年目の「グレープ」を

一躍有名にした、ヒット曲となりました。

 

叔母様へ贈る もう一つの精霊流し「椎の実のママへ」

実は、精霊流し にまつわる曲がもう一つ。

 

この「椎の実のママへ」も、彼(さださん)の叔母様を歌っています。

この歌はとにかく長い歌として、

娘の成長をじっと見守り、結婚するまでを歌い、結婚相手に

「一発殴らせろ!」と怒鳴る、父の歌として有名な

「親父の一番長い日」のB面として、発表されました。

 

「親父の一番長い日」 これも

妹さん、玲子さんが題材となっている歌。
(残念?ながら、さださんの実の妹、玲子さんは、未婚です)

 

そして、「椎の実のママへ」も

事実に基づく歌です。

 

 

長崎で「椎の実」というスナックを営んでいた叔母様、

彼女は最愛の息子を海の事故で亡くします。

そう、「椎の実のママ」は

「精霊流し」で歌われた、従兄のお母さまです。

 

 

最愛の一人息子を海で亡くし、

そして、自らも病に侵され、3度目の手術のあとは、

生きがいであった「椎の実」にも立てなくなってしまいます。

 

ですが、

別れるときは、

多くの人に囲まれて「幸せだった?」と締めくくられている、

切なく、悲しく、そして、たくましく生きた、

ひとりの女性の生涯を歌い上げています。

 

コンサートで歌うことは珍しいです。

 

さださんにとっても、

辛い曲なのでしょう。

 

この動画でギターを弾いているのは、

巨匠「石川 鷹彦」さんですね。

 

 

長崎で暮らしながら

一人となっても、強く、たくましく生き抜いた女性、

さださんの実の叔母さまに捧げるレクイエム、と言えるでしょう。

 

「娘へ~大和撫子養成ギブス編~」

この曲は、

言わずとしれた、

長女、「詠夢」さんのための曲。

 

この曲、カバーされている方がおられましたので、

シェアさせていただきます。

 

「関白宣言」的、メッセージソングです。

女性に生まれたからこそ、そのイニシアティブを存分に生かし、

強く、優しく、

真っすぐに育ち、

 

 

やがて好きな人ができたら、紹介するんだよ、

3回までは壊させてもらうよ。

 

でも、本当に愛する人に出会ったら、幸せになるんだよ、

娘の父の「ホンネ」を語っています。

 

 

詠夢さん、

ほんとに歌の通りに、ステキな人と出会いましたね~。

美しく、可愛らしく育ちました。

 

 

 

お父さんも、「殴らずに」あっさり、差し出してしまいました。

ゴスペラーズの北山 陽一さんに。

 

詠夢さん、

お幸せに💛

 

「空き缶と白鷺」

1984年にリリースされたアルバム

「Glass Age」

の中に収録されている

「空き缶と白鷺」


Glass Age プライス・ダウン・リイシュー盤

 

かつて、

アルバム「Glass Age」の中で、

「前夜」という歌を出した時、

ニッポニア・ニッポンとう名の鳥、

朱鷺(トキ)が絶滅寸前、とうとう最後の「7羽」になってしまった、

という歌がありました。

 


夢の轍 プライス・ダウン・リイシュー盤

 

それから、何年かたって、

日本は、世界は変わったのか、

これから、どう変わって行くのか、

そんな事を歌った、アンサーソング?

として書かれたものです。

 

 

歌詞の中に、

 

「2016年の夏に子供が、僕の今の年になる、

その時代は彼に自由に歌を歌わせてくれるだろうか」

 

という歌詞があります。

 

 

2016年も過ぎました。

 

今のところ、歌は自由に歌わせてくれているような時代ですが、

 

最近サザン(オールスターズ)についても話題になったことがありましたね。

教科書に載っているとかいないとか。

 

 

さださんが、時代について、時代の空気感について、歌った歌はたくさんあります。

 

今回は家族にちなんだ、歌の一つとして、

取り上げてみました。

 

 

そのほかにも、

ふるさと「長崎」を歌った歌は数知れず、

お母さま、お父様についても

歌がつくられています。

 

 

これからも、少しづつ、ご紹介いたしますので、

どうぞお楽しみに!

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

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