来たる2018、11/3、4日は
茨城で初となる、
スピードスケート、ショートトラックの
事実上の開幕戦となる、
「東日本ショートトラックスピードスケート選手権大会」が行われます。
この、
スピードスケート、ショートトラックは
冬のオリンピックの正式種目。
そして、今回の
「東日本選手権大会」は、
ここから、
全日本、
世界選手権へと繋がる、
事実上の今シーズンの開幕戦となります。
西日本は、同日に愛知で開かれます。
茨城県での開催が初となる、
ショートトラックの公式戦、
無料で見られるのも嬉しいですね。
ショートトラック競技、
今年の平昌オリンピックでも、注目を集めましたが、
よくわからない、というのが、正直なところではないでしょうか?
ショートトラックがどんな競技で、
どこが見どころか、
初めての方でも
楽しんでみていただけるよう、
ご案内いたします。
茨城県のショートトラック㊙関係者から直接お聞きした、
見どころなどもご紹介。
目次
スピードスケートショートトラックとは?
簡単に言うと、
フィギュアスケートと同じリンクを使い、
数人が一斉にスタートし、
誰が一番にゴールしたか、を競う競技。
リレーであれば、数人で駅伝のようにバトンタッチしながら
その距離のなかで順位を競います。
リレーの場合は、次の人のお尻を押して、次へとつなげていくので
観ていても、目まぐるしく、選手入り乱れて見ごたえがあります。
ショートトラック、
その名の通り、1週、約111m。
短く、小さなトラックを、数人が抜きつ抜かれつ、
接触もあり、ハラハラ、ドキドキ。
また、距離が長くなると、スピードだけでなく、
相手の出方次第で、どこから攻めていくのか、追い越していくのか、戦略も大事な要素で、
心理戦も加わり、非常に奥が深い競技でもあります。
いったんスピードが上がると、各選手一気に追い越しをかけて、
せめぎ合うので、接触することも多く、ともすると、
バランスを崩し、転倒ということもあります。
そうなると、ますます展開が読めなくなり、
順位が大幅に狂うことも。
観ている側も
思わず「あーっつ!」と叫びたくなって、
「頑張って!」「早く~」と知らないうちに
声が出ちゃって、熱くなってしまう。
バランスを崩さず、当たられても自分のペース、
フォームを冷静に立て直す、冷静な判断や強いメンタルも
選手には必要になってきますよね。
例えていうと、
競輪とか、ボートレースとかオートレースととか、
(実際みたことないけど)
そういう競技に近い感覚。
だと思ってください。
ですが、やはりスピードスケートなので、
スケーティングの技術、コーナリングの見事さ、
各選手の持ち味、スケートを滑る氷の音、
生で滑っている、選手たちの「熱」みたいなものが、
テレビの画面でしか観られない、ショートトラックの
試合を、身近な場所でLIVEで
無料で観戦できるのは、
とっても貴重な機会ですよね!
茨城の水戸周辺、ひたちなか、周辺のみなさん、
ぜひ、お子さんと一緒に観に行ってくださいね!
東日本ショートトラック選手権って?
今回の
「東日本ショートトラックスピードスケート選手権大会」はどんな大会かというと、
この大会が今シーズンの実質的な開幕戦ともいえる大会です。
この、東日本、西日本の大会から、
ユニバーシアード(大学生)を経て、
全日本選抜、
全日本、
世界選手権へとつながる第1戦になるわけです。
この東日本の参加者の中から、
女子 総合24位まで、
男子 総合30位の選手が、
11月24、25日に江戸川で行われる、
全日本選抜に出場でき、
更にその上位者が
来年1月に行われる、
全日本選手権へと駒を進めることができる、というもの。
※参考資料、出典 大会要項より 日本スケート連盟HP
選手たちは、ここから
ひとつひとつの大会で成績上位者が
次のステップへと進め、
次期の日本の代表選手の切符を手に入れるということになります。
この大会の関係者の方(平昌オリンピックのショートトラック監督)にお話しを伺ったところ、
「茨城でこうした大きな公式戦を開催するのは初めてなので、
これからの注目選手を間近で見られるチャンス。
特に松島ジョアンナ陽子さん(茨城競技力本部所属)も出場するので応援にきてください。
東日本の選手たちが、これから、選抜、全日本、世界戦へと向かう、第1戦、豪華なメンバーが参加するので、
スケートにあまり馴染みがない方でも、無料ですし、気軽に家族で
観に来てほしい」と
コメントいただきました。
確かに、今までショートトラックの試合を生で見る機会は
無かったですよね?
これから世界を目指す、
若手選手の中には、
2018、2019年のワールドカップの補欠選手の名前もあります。
日本代表の選手の滑り、近くで見ると、どんななんでしょうね?
観てみたいですね~。
開催場所:笠松運動公園へのアクセス
笠松運動公園は運動公園というだけあって、
陸上競技場、テニスコート、球技場、野球場、
そして、
屋内水泳プール兼アイススケート場と、
スポーツに関する施設がパーフェクトなほど揃っている、
体験できる運動公園になっています。
その中の
屋内水泳プール兼アイススケート場が、
今大会の会場となっています。
住所:〒312-0001 茨城県ひたちなか市大字佐和2197-28
公共交通機関は、バスは平日のみなので、
JR佐和駅からスマイルあおぞらバスというコミニュティバスが
でていますが、9人乗りで、イベントにあわせて、増便もしていないので、注意が必要です。
便 第5便
予定時刻 予定時刻 予定時刻 予定時刻 予定時刻
1 佐和駅 8:40 10:59 12:30 16:24 17:39
2 海原医院 8:42 10:57 12:32 16:22 17:37
3 佐和高校入口 8:43 10:55 12:33 16:20 17:35
4 笠松運動公園入口 8:47 10:51 12:37 16:16 17:31
5 上宿東 8:49 10:49 12:39 16:14 17:29
6 佐和上宿 8:51 10:47 12:41 16:12 17:27
7 佐和中宿 8:52 10:46 12:42 16:11 17:26
8 佐和十文字 8:53 10:45 12:43 16:10 17:25
9 鈴木内科医院 8:54 10:44 12:44 16:09 17:24
10 佐和西小堀内 8:55 10:43 12:45 16:08 17:23
11 上稲田 8:57 10:41 12:47 16:06 17:21
12 稲田上谷 8:59 10:39 12:49 16:04 17:19
13 稲田十文字西 9:00 10:38 12:50 16:03 17:18
14 県営稲田アパート 9:01 10:37 12:51 16:02 17:17
15 高場西 9:02 10:36 12:52 16:01 17:16
佐和駅から高場西に向かって、行き→
高場西から佐和駅に向かって帰る ピストン輸送になっています。
お時間確認の上、ご利用ください。
快適に観戦するためのポイント
では、実際会場内でどのようなことに注意したらよいか、
快適に観戦していただくための
ポイントをお話しします。
防寒はしっかり
なんといっても、会場はスケートリンクです。
選手たちは熱い戦いを繰り広げていますが、
観ている私達は、やっぱりそれなりに寒いです。
ベンチコートや、手袋など暖かい服装で、
手元に暖かい飲み物(冷めない水筒があるといいですね)
などもご用意いただき、
風邪などひかぬよう、
快適に観戦してください。
ごみは各自で持ち帰ろう。
野球やサッカーのように、出店が出たり、
ビール売りのお姉さんが回って来たり、ということはありません。
何か食べながら観戦してると、あっという間に選手たちが
目の前を走り去っていく、ということにもなりかねませんが、
合間に食べるお菓子など、持ち込んだものは、
きちんと持ち帰るようにお願いいたします。
2日にわたって行われますので、
1日目、2日目と、違った雰囲気がみられるかもしれません。
快適に観戦できる準備を整えて、
ぜひ、試合を楽しんでください。
まとめ
なかなかスピードスケートショートトラックという競技、
馴染みがないかもしれませんが、
茨城県は実は、
ショートトラック、盛んだったんです。
今でも、スケートスポーツ少年団があり、
子供たちがスケートに親しんでいます。
スピードスケートや、フィギュアは、
生の選手たちに会ったり、
自分たちが実際にやってみるには敷居が高いかもしれませんが、
ショートトラックは、
始めやすい競技とも言えます。
2019年は茨城で国体が開催され、
2020年にむけて、いろいろなスポーツのイベントが行われる、
プレシーズン。
子供も大人もLIVEで観戦する楽しさを肌で感じ、
これからの選手たちに
熱いエールを贈ってあげるのも、
私達ができること。
お近くの方のみならず、
みんなで応援にいきましょー!