さだまさしさんだって、クリスマスソングあるんです。
えっ?似合わない?
でも、雪といったら北海道。
北海道といったら、「北の国から」
「北の国から」と言ったら・・・。
ほら、「あーあーあーあーああーあ」
誰でも歌える曲があったでしょ!
など、など、
さだまさしさんのクリスマスソング、集めてみました。
発表順不動です。
曲 名 | アルバム | 発表年 |
おむすびクリスマス | ADVANTAGE | 1985 |
聖夜(映画 二百三高地 挿入歌) | 夢のつづき | 2002 |
遥かなるクリスマス | 恋文 | 2004 |
クリスマス・ローズ | 心の時代 | 1998 |
賢者の贈り物 | Mist | 2007 |
目次
「聖夜」について
上記の中で、
一番 古いのは、
おそらく「聖夜」
アルバムに入ったのは、2002年のアルバムですが、
防人の歌と同じ年代ということは1980年。
1980年って、
まだまだベストテン最盛期。
ルビーの指輪が10週連続1位を取った年なんですよ。
もちろん「防人の歌」も
ベストテン入ってますしね。
シュールな時代でしたね。
それだけ大人の歌も
受け入れられて、流行っていた、ということでしょう。
映画 「二百三高地」の主題歌
防人の歌で社会問題になるほどのバッシング、叩かれましたね。
長崎出身のさださんが、
戦争を肯定するなんて、ありえないのに。
”戦争を美化している”とか、右寄りだとか、いろいろ言われました。
そんな中、
「聖夜」
深深と雪のふる中、一人一人が故郷や、家族を思って、
ふるさとの家族の無事をひたすらに
祈る、
そんな歌です。
ホワイト・クリスマスには、なかなかならないけれど、
クリスマスだからこそ、家族を思って、歌う、
祈りの曲です。
おむすびクリスマス
この曲は、
さだまさし得意の
”別れても好きな人シリーズ”です。
若い頃、付き合っていた彼女と、
クリスマスを祝うのに、ケーキも変えなくて、
彼女が作った「おむすび」でクリスマスを祝ったそんな思い出。
それぞれ、別の道を歩み、結婚して、子供もいる。
今は本当に幸せだけれど、
クリスマスになると、
彼女と祝った、クリスマスを思い出すんだ。
だから、今でもクリスマスには「おむすび」をつくる。
そして、子供たちが大きくなったら、
不思議そうに見ている瞳に
そんな思い出を話してやる日がくるだろうか。
何も持たない僕たちだったけれど、
それでも懸命に生きようとしていたし、
それがとても幸せなことだったって。
今でも思うよ。
という一味変わったクリスマスの曲です。
だから私は、
クリスマスになると、この曲のワンフレーズを
必ず歌います。
でもさ、
冷静に考えると、
パパひとりだけおむすび食べてて、
お嫁さん、どう感じるだろうね。
「昔の彼女のことばっか」
って、不機嫌にならないだろうか、
それが心配です。
遥かなるクリスマス
これは、比較的新しい。
驚いたのはシングルカットされてなかったんですね。
NHKの紅白でも歌っていたと記憶しています。
アルバムは「恋文」
最近、車の中でよく聞いています。
秀逸な作品多いです。
「遥かなるクリスマス」
いわゆる、なんでしょう、
グッとくる、目頭が熱くなる、
平和のありがたさ、
世界のクリスマスが、
平和とは限らない。
僕たちは、
世界に対して、何ができるだろう。
こんなに平和な日本で、
君と一緒にクリスマスが過ごせているのに、
世界の中で、
戦っている人がたくさんいる。
僕たちの平和とは、
何だろう。
クリスマスは、
家族や、平和を祈る
そんな時間じゃないのだろうか?
という、メッセージソング。
珍しく、
叫んでいます。
さださん、
シャウトして、歌っています。
紅白で、聴けて良かった。
みなさんに聞いていただけて、
良かったと思える曲です。
ぜひ、このクリスマスにきいてみてください。
私達の平和が、
戦争によって、成り立っているのではないか。
世界が平和になれないのなら、
世界中が不幸になったほうが、まだ気が楽。
そこまで歌うさださんの、
平和を思う心が、作ったんだと思います。。
ぜひ、お聞きください。
クリスマス・ローズ
これはですね。
直接クリスマスには関係ないのですが、
クリスマス・ローズというお花の名前の曲です。
この曲も言うなれば
”別れても好きな人”ですよ。
昔、住んでいた町を訪ねたら、
あなたと私の思い出の花が咲いていた。
まだ、咲いていてくれたんだって。
郷愁というのでしょうか?
でも、ここ数年、
実際の「クリスマス・ローズ」は
とても人気の花となっていますが、
私が初めてこの花を知ったのは、
この曲からでした。
花の少ない時期に、
素敵に咲く、クリスマス・ローズ
地上にすると、何年も咲きます。
色も豊富で、
種類も増えてきました。
こんな花の名前を
さださんはどこで知るのでしょうね。
私はさださんの曲で、知った花の種類や、
花の名前がたくさんあります。
そして、こうして歌にすると、
その時はマイナーで、知る人ぞ知る、モノが、
だんだんと世にでてきて、
みんなに知られるようになる、
そういう曲のタイトルがたくさんあります。
このクリスマス・ローズもそうです。
「かすていら」という呼び方や、
高級カステラの五三焼のかすていら
も一般的になってきました。
じわりじわりと
人々が使うようになっていく言葉や、モノ。
最初はさださんが歌ったんだよな~と
心の中で呟いています。
賢者の贈り物
童話にありますよね。
貧しい二人が相手を思ってプレゼントをしたけれど、
お互いがそのプレゼントが不要なものになってしまった、
貧しい生活の中で、
愛があるからこそ、
そこまで出来た。という心温まるお話し。
そのお話しをモチーフにした、歌です。
具体的なことは何も書かれていませんが、
目の前にいる彼女への愛に気付いた青年が、
クリスマス・プレゼントに、
「君を、君の笑顔を守ること」が
君への一番の贈り物と決心するんです。
クリスマスに。
モノではなく、
愛という心を
彼女に贈るのです。
これこそ、
クリスマスにふさわしい曲かもしれません。
あなたは、
クリスマスに、
誰を想いますか?
誰と過ごしますか?
どんな思い出がありますか?
クリぼっちだって、
寂しくないよ。
さださんの歌、
一緒に聞きましょう。
メリー・クリスマス。
このブログを読んでくださっている
皆さんに。
God Bless you。
私達の
平和に感謝。