バレエの基本は姿勢から。
バレエダンサーは立っているだけでも美しいですね。
今メディアでみるモデルさんも美しい立ち方されてますが、
何気ないしぐさで、バレエの基本が見え隠れします。
今まで通ったバレエ教室で先生が変わっても、地域が変わっても変わらない基本があります。
10人先生がいたら同じことを注意するであろう、
真っすぐ立つ。ということ。
バレエの基本であり、初心者にはここが一番のポイントとなる
立つ姿勢。
基本中の基本ですが、なかなか難しい、この姿勢のポイントについて
お話しします。
目次
バレエの正しい姿勢とは?
バレエで言う 良い姿勢の概念は
・身体に負担をかからず疲れにくい。
・動きやすい
・美しい
この3つを保つための姿勢ということになります。
自分の立ち姿をチェックしてみてください。
まず、
1番というポジションで立って、横から鏡をみます。
(踵をつけてつま先を左右に開き、腕が股関節あたりまで伸ばし、ひじを軽く開いた状態で手のひらは上、左右の中指の間 5センチ~10センチ開ける※)
※1番のポジションはお国柄によって多少違います。ロシア系ワガノワ派とかイギリス系かとか。あまりこだわらず、先生のおっしゃる通りにしてくださいね!
この写真のように
・耳垂(耳たぶ)
・肩峰(肩と腕のつなぎ目)
・大転子(骨盤と脚の関節)
・膝関節前部
・外果(くるぶし)
が横から見た時に1直線になっているか。
そして、左右の足の真ん中に重心が乗っているか。
どうですか?
思ったより、頭の位置、後ろになっていませんか?
普段、私達は首が前、肩が前に来ていることが多いです。
こんな風に、まっすぐを意識することないですからね。
そして、この姿勢を保とうとすると、
お尻、お腹に力を入れないと保てないことに気づくでしょう。
腕も相当疲れます。
ですが、肩のチカラを抜くように先生はおっしゃると思います。
気をつけるポイント
上記の真っすぐかどうかを見る、場所のなかで、
耳たぶの位置を気をつけると、この姿勢取りやすくなります。
そして、さらに言えば、
あごを少し引き、お腹を引き上げ、尾てい骨を中にしまう(お尻を出さない)
イメージとしては、頭から紐で引っ張られている感覚
操り人形みたいに誰かに頭を引っ張ってもらっているように
ピンとまっすぐ と私の先生はおっしゃいます。
バーレッスンの始め、プリエ(1番から5番のポジションで膝をまげ伸ばすレッスン)
の前に必ず、先生にチェックされます。
・頭の位置
・お腹
・腕
・お尻
・膝
・重心
そして、これが整ったら音楽が鳴る。
こうした一連の動作の確認、いわゆるルーティンが自然にできるようになると、
その後のレッスンも心穏やかにできるのかな?
と考えています。
始めはこれだけでも大変ですが、美しいバレエを頭に描きながら、
曲に乗せて身体を動かすのは 自分が優雅な気分になって楽しいですよ。