(2019/1/30)
ホンマでっかTVで
茨城県が魅力度ランキング最下位から抜け出すために、
どうしたらいいか?について、
先生方が知恵を絞ってくださって、
最終的に、
「茨城は茨(いばら)の城で人を寄せ付けない」との意見に
ランキング最下位はもはや願ったり叶ったり、必然だったという、
オチも。
いやいや、そんなことないんですよ!
いばらき出身のタレントさんがワイワイと多くの有名どころを
紹介されてました。
いいところたくさんあるんですから。
プロゴルファーの片山晋呉さんも出演されていて、
思わずみてしましました。
片山さんがあんなに茨城弁をしゃべるなんて
見たことなかったっぺ。
片山さん、
常陸秋そばご存知なかったのはショックだな~。
ブランドそば、有名ですよ!
それにしても、茨城の魅力度最下位、
ほんとにどうにかしたいですよね~。
でもでも、
私のこのブログ、タイトル、
「水戸とバレエとさだまさし」
何故、水戸に絞ったかというと、
私の実家があり、地元ということもありますが、
県庁所在地でもあり、
江戸時代だったら、徳川にとっては
御三家ですよ。
そして、「水戸」は”水戸黄門”や、
「偕楽園」といった、多少なりとも知名度があるじゃないですか?
水戸納豆ってご意見もありますが、
全国的に
「水戸黄門」と言えば、超有名。
でも、
水戸が茨城県と関係あるって知ってる人、少なくないですか?
茨城=水戸
水戸=茨城
って、みんな知らんでしょ?
だって、魅力度最下位だから。
そして、水戸の
なんか響きがいい!
神奈川の方でも、
「横浜」に優越感、感じてる人多いでしょ?
まあ、それと同じです。
話もどりまして、
いろいろな名物が出てきてましたが、
番組の中で、
「茨城を2泊3日で旅するとしたら、どこがおススメなの?」
という質問が飛び出し、
見ていた私が、
どうしても紹介したくなり、
バラっ子(番組の中で、重田先生からいばらきのブランド化のため、
茨城名物、ヤンキーの女の子の呼び方をバラっ子にしたらどうか?という提案がありました)
の私が、おススメする、
2泊3日のツアーを考えてみました。
目次
2泊3日おススメツアー 県北編
まず、茨城県、とても広いです。
そして、公共交通機関が、少ないこともあり、
2泊するにしても、
せめて、県北と、県南に絞っていかないと、
移動だけで時間がかかってしまいます。
例えば北に位置する大子町から、
サッカーチームや、パワースポットとして有名な鹿嶋神宮のある、
海沿いの東側の鹿嶋町に車で移動したら、
おそらく3時間くらいかかります。
(グぐナビ=グーグルマップで調べたら、順調にいって2時間30分くらい
120kmでした)
県北(けんぽく)方面は、
あの、朝の連ドラ 「ひよっこ」の舞台となった場所でもあります。
ドラマでは、「奥茨城」となっていますが、
そんな地名はありません。
これから、ご紹介する、
大子(だいご)、常陸大宮市(ひたちおおみやし)、北茨城(きたいばらき)、日立市(ひたちし)、高萩市(たかはぎし)
このあたり、特に、撮影場所となったのは、
山あいの田園風景が残る、常陸大宮市、大子町、とお考えください。
茨城は、知る人ぞしる、ロケ地の人気エリアです。
最近では、あの、「カメラを止めるな!」も、茨城で撮影されました。
それはもったいないので、今回は県の北の方、に絞って、
2泊3日の旅のプラン、考えてみましたので
お付き合いください。
そして、県南、県西の旅もありますから、
何度も来たくなる茨城の旅を、ご案内いたしますね。
茨城グルメ 常陸秋そばと奥久慈軍鶏(しゃも)の大子町
では、いきますよ!
絶景!
冬しか見れない氷瀑とリンゴ風呂、奥久慈軍鶏鍋(しゃも)の旅!
おすすめコースはこちら↓!
1日目
大子町(だいごまち) 袋田の滝を眺めたら、
ノスタルジックな小学校で、テレビ撮影地の見学と、おやきづくりを体験!
りんごやこんにゃくなどのお土産などを探しつつ、
大子温泉へ。
都内の有名焼き鳥店がこよなく愛する奥久慈軍鶏(おくくじしゃも)
をいただきます。
2日目
宇宙へ届く光の柱!大注目のパワースポット、日立 御岩神社を参拝。
元気があれば御岩山へのトレッキング、
もっと元気がある方は、竜神大橋でのバンジージャンプに挑戦したら、
最高級のブランドそば、常陸秋そばの名店へ。
2日目の宿泊は、山から海へ
日本画の巨匠が愛した、美しい五浦海岸で本場の常陸アンコウ鍋。
岡倉天心と横山大観の足跡をたどる旅!
1日目 大子町で袋田の滝とタイムスリップの旅
大子温泉には約20件ほどのホテル・旅館があり、
アットホームでむかしながらの旅館から
お部屋もお食事もハイクラスなホテル・旅館があり、
冬の山あいの風情を味わうにはぴったりのお宿が揃っています。
いばキラTVさん Youtubeより 2017年の袋田の滝
袋田の滝は、日本3大名瀑のひとつ。
夏は新緑、森林浴、
秋は紅葉、
そして、冬、まさに今の時期、
滝が凍って登れるくらいの氷瀑になります。
まさに今しか見れない光景です。
そして、
夜は地元の名産品、リンゴをお風呂に浮かべた
とーっても香りがいい「りんご風呂」に浸かって冷えた身体を温めて。
お食事は、
各旅館、ホテルで嗜好を凝らした会席風の御即時もいいのですが、
食べていただきたいのは、
奥久慈軍鶏(おくくじしゃも)ですね。
奥久慈しゃもってしってます?
いわゆる地鶏ですが、
タダの鳥ではございません。
全国特殊鶏品評会で1位に選ばれた実績があり、
育て方もとてもこだわって生産されています。
もともと軍鶏はその名の通り、闘鶏用のニワトリで、
江戸時代にシャム(タイ)から輸入されたニワトリの品種だそうです。
軍鶏鍋っていうと、
池波正太郎の「鬼平犯科帳」に、
”鬼平”こと長谷川平蔵の片腕となって働く、
元盗賊の親分が軍鶏鍋屋「五鉄」の亭主となり、
ことあるごとに
平蔵が「五鉄」に足しげく通い、
仕事の打合せ、事件解決のあと、軍鶏鍋をつつきながら
手柄をたたえる場面が思い浮かびます。
大子町はこの軍鶏の飼育が盛んで、
以前はよく(今はダメよ)軍鶏を闘わせて遊んだ・・など
話もありました。
そのように、気性が荒く、群れで飼うのが難しい鶏ですが、
それだけに、肉が締まり、味が濃く、
ブロイラーなどの鶏とは一線を画す地鶏中の地鶏です。
これを出して、人気店になっているのは、東京・銀座の焼き鳥の名店
バードランド。
そんな、ブランド鶏の地元、奥久慈にきて、
軍鶏を食べないなんて、グルメの名が廃りますよ。
旅館でこの軍鶏が食べれるかどうかは直接お宿に問合せていたくしかないのですが、
大子温泉 やみぞ
には、常陸牛と奥久慈軍鶏贅沢プランや、
別注のしゃも鍋、
しゃも会席と揃っていますので、
お泊りになった際には、
どれか1品でもぜひ、濃厚で、肉の歯ごたえのある軍鶏料理を
召し上がってくださいね。
大子の隠れスポット おやき学校と テレビ撮影で人気 上岡小学校
これ、見てください。
ドラマで見たことありませんか?
NHK「おひさま」や「花子とアン」、「この世界の片隅に」
最近ではNHK
高橋一生さんと永作博美さんのドラマ「みかづき」にも、
この学校がつかわれています。
今は廃校になってしまった、小学校ですが、
ドラマの撮影にはひっぱりだこの、この風情ある昭和の学校って感じっですよね?
昔懐かしい木造校舎、
魅力度ランキング最下位でも、こうした隠れたスポットがまだまだあります。
これは、大子名物 おやき。
小麦粉を練った生地に、
チーズ、りんご、おから、きのこ、カボチャなど、
たーくさんの具材を入れてやきあげる、
大子のソウルフード、おやきの、
手作り体験が楽しめる施設が、
この学校。
明治7年に創設された、旧牧野地小学校を改装して、
おやき学校となり生まれ変わりました。
おやき体験 大人 800円
子供 500円
団体(要予約)10名様から
大人 720円
子供 450円
営業時間 9:00~17時
休館日 毎週水曜日
袋田の滝をみて、少し時間があったら、
こうした施設で、時間の止まったような、
昔懐かしい学校で、
ひと時をすごすのも、
大子での思い出作りにいいかもしれません。
大子で楽しい1日目、自然が作り上げた名瀑と昔懐かしい、
学校でのおやき体験、
リンゴ風呂で優しい香りに包まれて、
地元の奥久慈軍鶏で充実のグルメ旅の1日目を終えたら、
2日目に突入!
旅館の女将が焼く行列のできる「アップルパイ」に舌鼓。テレビでも紹介された地元スウィーツを道中の御供に。
大子町は、リンゴが名産品で、リンゴを使ったお菓子もたくさん。
アップルパイは特に各農園さんや、カフェなどで手作りのものが人気ですが、特に注目は、
大子温泉 豊年万作(ほうねんまんさく)の女将がつくる、
手作りアップルパイは行列のできる店として、テレビでも紹介されました。
販売 9時~
1パック 800円
(豊年万作 HPより)
また、地元のりんご農家さんがつくる、アップルパイは
茨城の2016年お土産大賞 金賞
に輝いた藤田農園さんの
アップルパイは、大子町の道の駅 でお求めになれます。
ハーフ 1,188円 ホール 2,376円
(観光ポータルサイトより)
美味しいおやつをおともに、
2日目元気に行きましょう!
大注目のパワースポット、とバンジージャンプでアクティブに!そこから日本画の巨匠が愛した五浦海岸でアンコウ鍋をいただきます。
大子町から東へ山を越える途中に
今、話題沸騰のスポットが!
ひとつは日本一の高さを誇る
「竜神大橋でのバンジージャンプ」
ひとつは、
宇宙から光の柱が見えたという、最強と噂されるパワースポット
「日立 御岩神社」があります。
どちらも体力、気力を伴うアクティブ、体験の旅。
バンジージャンプで厄落としするのもよし、
御岩山へトレッキング(ほぼ登山)で神聖な山のエネルギーを
浴びるのもよし、
どちらも県北ならではの自然と景色があるからこそ、の観光名所です。
このどちらを選ぶか、
両方行って、眺めるだけにするか、
あなたの元気度、チャレンジ精神で決めてくださいね。
ちなみに竜神大橋は渡った先がありません。
渡ったら戻ってくるしかない?!
不思議な橋。
バンジーに挑戦しなくても、
渡るだけならどなたでも渡っていただけます。
でも、景色は雄大!
渡るだけの価値は十分にインスタ映えですよ!
(観光ポータルサイトより)
うわ~っつ。
怖いよ~。
でも、このスリルを味わいたい強者たち!
こんな経験滅多にできませんよ。
完全予約制ですが
竜神ジャンプは年中無休だそうですよ!
ご予約は バンジージャパンにどうぞ。
料金:1回目 16,000円 同日2回目 7,000円
(2回も飛びたいやついるんかーい)
です。
いっぱい身体を動かして、疲れたところで、
茨城が誇る(誇っていいのに、誇らないのが茨城のいいところ?)
ブランドそば、常陸秋そば(ひたちあきそば)をたべましょう。
この辺り、(旧水府村、金砂郷村)は、美味しいそばが採れることで、
有名です。
そして、このあたりでとれるそばを、
常陸(ひたち)秋そばとして、ブランド化。
都内の美味しいお蕎麦屋さんや、高級店で
こぞって出すようになりました。
都内で食べると、非常にお高いですが、地元のお蕎麦やさんは
とってもリーズナブル。
天ぷらそばや、けんちんそば。醤油仕立てのお野菜いっぱいの汁に、
お蕎麦を入れるのが定番です。
常陸秋そばのお店、調べてみましたが、
多すぎて書ききれません。
常陸太田観光物産協会のHPでズラリと紹介されていますので、
ぜひ、ご覧いただき、
ご自分好みのお蕎麦を探し出してください。
そば畑綺麗ですね~。
(そば畑で思いだすのは、”トッケビ” コン様のそば畑シーンは幻想的で美しい)
そして、今話題沸騰なのが、
日立 御岩神社
日立 御岩神社の詳細は
こちらの記事をどうぞ。
私、今年のお正月に
御岩神社に行って参りました。
ものすごい人気で、
近隣の施設に車を止めて、
無料シャトルバスが出るほどの人気ぶりでした。
境内は清々しい森の空気に包まれて、
「神様いるな~」と感じられる、
とっても静かで、心落ち着く場所でした。
神社への参拝をすませたら、
パワーの源である
「御岩山」への登山もぜひ挑戦していただきたい。
宇宙へ届いた光の柱は、
この「御岩山」から発せられたパワー。
直に感じたいなら、しっかりと装備をして登山に挑戦してください。
どちらもアクティヴに元気いっぱいの北茨城ですが、
2日目のお宿は、ガラリと変わって
芸術家が愛した、
美しい海岸
「五浦海岸」で、
ゆったりと広くて大きな青い海をながめながら、
お風呂に入って、
旬の
「アンコウ鍋」などいかがでしょうか?
大洗観光協会HPより。
わーお 美味しそう!
アンコウはなんといってもキモ、
肝ですよね~。
アン肝っていうくらいですから。
アンコウ鍋って、地元の人が食べるってイメージでしょ?
でも、
我が家で、食卓に上がることはまずありません。
このあたりで、超人気のお宿があります。
全国でも、
予約が取れない宿として、有名な
「国民宿舎 鵜の岬」
27年連続 利用率No1。
国民宿舎は リーズナブルな価格でりようできる、
公共の施設。