11/30日に公開になった話題作。
ディズニーの「くるみ割り人形と秘密の王国」仕事帰りに
イオンシネマで観てきました。
「くるみ割り人形」といったら、言わずと知れた超有名なバレエ作品。
ちょうどこの季節。
クリスマスにちなんだこの作品は、
多くの海外バレエ団や 発表会などの作品集で上演される、
みんなに愛されている物語。
音楽も
「花のワルツ」
「金平糖の精の踊り」
世界の踊り「スペイン」「アラビア」「中国」や
お菓子の国や、雪の精など、
バレエにそんなに詳しくなくても、
CMや、BGMでよく聞く曲が盛りだくさん。
聴けば、「あーあの曲！」とピンとくる曲ばかりです。
そんな バレエ作品をディズニーが映画にしたら、
どんなに素敵な作品になるのだろうと、
普段映画観ない私が、
月曜の今日、早速見て参りましたよ！
ちなみに本日は月曜日。
イオンシネマは
月曜日が Happy Monday でどなたでも1,100円で見られます。
しかも、イオンのワオンポイントだけでなく、
ドコモポイントも溜まっちゃう。
おトクな映画館。
あなたの街のお近くにも
イオンならあるかもしれませんね。
そんな訳で
本題の前に、イオンシネマのサービスをまとめてみました。
目次
観たい映画がおトクになるイオンシネマのサービスDAY
【毎月1日：ハッピーファースト】
毎月1日に上映される作品が、
すべてのお客様 1,100円
【毎週月曜日：ハッピーマンデー】
毎週月曜日は映画がすべての方に1,100円
※新潟西、常滑、大日、高松東、宇田津では月曜ではなく、
水曜日がサンクスデーで1,100円
【ドコチューズデー】
ドコモユーザーの方に火曜日の上映作品が1,100円
※Dポイントクラブサイト内スペシャルクーポン債とより、指定の利用方法。
【ハッピー55（GG)】
毎日いつでも55歳以上の方なら1,100円
【ハッピーモーニング】
平日朝10時台までに上映される作品が
すべての方に1,300円。
【ハッピーナイト】
毎日夜20時以降に上映される作品が
すべての方に1,300円
【夫婦50割引き】
夫婦どちらかの年齢が50歳以上の方に
ご夫婦お二人で2,200円
スゴーイ！
こうしてみると、
ほぼ毎日おトクに観られるってことですね！
イオンカード持っていなくても大丈夫です。
現金でもおトクに観られますのでご安心ください。
そもそもくるみ割り人形ってどんなお話し？
このくるみ割り人形のお話し、
物語によって、少しづつ違っているのですが、
一般的なバレエ作品としてのあらすじを
お伝えいたしましょう。
このお話しは以前にもブログでご紹介しているので、
こちらをどうぞ
クリスマス・イブの夜のこと。
楽しいパーティのあと、
プレゼントにもらったくるみ割り人形とクララに起こった出来事は？
ロマンチックで、とても華やか。
夢か現実か？
不思議なクリスマスの1夜を描いた作品です。
こちらに新国立劇場バレエ団の動画にとってもわかりやすい
くるみ割り人形のバレエがありますので、ご覧ください。
ディズニー映画、実写版の「くるみ割り人形と秘密の王国」
ドキドキ・ワクワク
ディズニー映画のオープニングって、
なんだかすごーく素敵。
大自然の川の流れから、シンデレラ城が引きで映った美しさは、
ディズニー好きの方はもちろん、
ディズニーがあまり好きではない方も、
きっと見とれてしまうのではないかしら？
そして、
そこから、実際の物語が始まります。
物語の大筋は、
先ほどからお伝えしている、
伝統的なくるみ割り人形ですが、
お話しの核となるのは、
その、登場人物である、クララと、その家族の背景にあるもの。
クララがどんな少女で、
どんなチャレンジが待ち受けているのか？
ディズニーが描く、
くるみ割り人形の世界観、映像美は？
それはどうぞ、劇場でごらんください。
今回、私は、
美しかったバレエシーン、
とーっても気になる登場人物について、書いていきたいと思います。
意外過ぎるバレエシーン
私、この映画、どんな美しい
雪の精の踊り、
各国の踊り、
花のワルツのバレエシーンがあるのか、
それが楽しみでしたの。
豪華で美しい衣装、CG満載の劇場では見られない、
群舞（コールドバレエ）を観せていただけるのかと
楽しみだったのですが、
全然、違いました。
もちろん、バレエシーンあります。
でも、
そのダンサーも意外なら、
バレエシーンも意外でした。
いい意味で、やられた―！！
って感じです。
ディズニー、やるじゃん！って感じ。
バレエ・プリンセスのミスティ・コープランドが秀逸
物語の中盤、
クララが別世界へと足を踏み入れ、
プリンセスとして、大歓迎を受けるのですが、
この秘密の王国はある問題を抱え、今や崩壊寸前となっています。
そのおとぎの国で、
それまでの歴史や出来事を、
くるみ割り人形の音楽にのせて、
バレエ・プリンセスが案内役として、
踊っているのが、
ABT（アメリカン・バレエ・シアター）で黒人初のプリンシパルの称号を受けた、ミスティ・コープランド。
私、この場面が出てきたとき、
ディズニー！やるじゃん！
と思いました。
白人だけのバレエ界を
力強く、美しく変えてきたな。
素晴らしいキャスティング！
このダンサーを観た時、
ピンときました。
あ、このダンサー、CMで話題になった人だ。と、
黒人のバレエダンサーの筋肉を映し出す、
当時、話題になったCM
アンダーアーマーのCMでした。
当時は、黒人でプリンシパル（トップダンサー：プリマとも言われる）に選ばれたことが非常に大きな話題になり、
バレエ界も変わったなあ。と感じました。
バレエ界では賛否両論があったようですが、
いや、でも、美しいものは美しい、
彼女の鍛え抜かれた身体が表現するバレエは、
繊細なだけじゃなく、新時代のプリンシパルって感じでした。
その話題になったCMがコレです。
すばっらしいでしょ。
その後彼女は、世界の影響力のある100人に選ばれています。
この、ミスティ・コープランドが、
おとぎの国の成り立ちをバレエで表現。
その相手役、として、
これまた、男性ダンサーの
セルゲイ・ポルーニンという、一流のバレエダンサーが勤めています。
セルゲイ・ポルーニンとは？
英国ロイヤルバレエで最年少男性プリンシパルに昇りつめた
経歴の持ち主。
だが、人気絶頂で退団し、これも話題になり、
ドキュメンタリー映画にもなった人物です。
バレエファンの方、
この動画、見たことありませんか？
当時、美しすぎ、跳躍の高さ、
身体能力の高さなど、圧倒的表現のバレエにくぎ付けになったのを覚えています。
そう、この彼が、
今回のディズニー映画、
「くるみ割り人形と秘密の王国」の随所で
ミスティ・コープランドとパ・ドゥ・ドゥを
踊っています。
くるみ割り人形のバレエそのモノではないのですが、
物語の案内役としての
ダンスシーン。
これだけでも、見る価値あり！
思い描いていた、
夢のような 群舞や、花のワルツもスペインの踊りも出てこなかったけど、
この二人のすっばらしいダンスシーンが観られただけでも、
見た甲斐があったというものです。
レビューまとめ
ディズニー映画としての「くるみ割り人形」は、
バレエの物語とは、
少し違うところに
重きを置いた作品と言えます。
ただ、クララが観た夢か？
現実か？という楽しいお話しではなく、
クララという少女が抱える、闇の部分や、
母を、妻を亡くし、寂しさの中にも、
威厳を忘れない父親との確執、
母が贈ってくれたクララへの愛情。
その愛情を受け取って、おとぎの国を必死で守るクララの姿。
国際色豊かでノージェンダーのキャスティング、
ネズミは彼らを守る、勇敢な友人となるところは、
さすがディズニー、
ネズミを敵に回すわけにはいかないですよね？
物語のワンシーンワンシーン、どこを取っても
美しく、軽やかに絵描いている、CGや衣装は、
言うまでもなく、美しいものばかりでした。
私達をあっという間に、
おとぎの国の住人にしてしまうディズニーという魔法に、
まんまと引っかかってしまう、
素晴らしい作品でした。
一味違う、ストーリー
二人の世界的バレエダンサーの踊り、
これらをぜひとも劇場でご覧ください。
