バレエ関連 レッスン内容

バーレッスンの流れ

投稿日:2018年1月22日 更新日:

今回はバーレッスンの順番や流れをお話ししていきますね。

まずは、

全体のレッスンの流れをおさらいしてみましょう。

①バーレッスン

②センターレッスン(ストレッチ・筋トレもあり)

③アンシェヌマン(短い曲に合わせていろいろな動きの組み合わせを踊ること)

④ポール・ド・ブラ~レヴェランス~(腕の動きからご挨拶)

 

このように

全体のお稽古の流れはバレエ教室に共通しています。

目次

バーレッスンの順序とバレエ用語

それでは、

一般的なバーレッスンの順序について

お話ししていきます。

 

そうそう、バレエ用語についてですが、流派の違いや国の違いで

同じ動きでも呼び方が変わることもありますが、

ほぼ、フランス語が基本となっています。

 

バーレッスンでも身体の負荷は

小さく、静かな動きから 大きく早く動きとなるように

組み立てられています。

バーレッスン

センターレッスンでも、

1曲ごとに先生が振りを指示して、

簡単におさらい(動きの確認)して、

はい、みなさんどうぞ

という形で進められていきます。

 

① Plie(プリエ)

足のポジション1番~5番を取りながら、

膝の屈伸、上体を前、横、後ろに倒していきます。

手の振り、首の角度、上体の使い方など、先生の振り通りに

やってみましょう。

②Tendu(タンデュ)

バットマン タンデュともいいます。

バットマンは打つ という意味。

打つように強く、

膝を伸ばしながら、前、横、後ろに

1歩づつ出して、戻して、を繰り返します。

簡単そうで、でも、バレエ的な美しさを要求される、

意外に神経を使う動きです。

つま先、足首を意識しながら動くことで、バレエらしい

美しさが出る基本のポーズです。

③Jete(ジュテ)

グラン・ジュテというと大きく飛ぶポーズになりますが、

投げる という意味で、動きとしてはタンデュが床についた

状態で動くのに対し、足を投げ出すように床から離れて、

空中で止める動きになります。

これも前、横、後ろと出して、戻してを繰り返します。

その時、足が左右入れ替わったりして、はじめは慣れるのに

時間がかかるかもしれませんが、

こちらも踊りによくでてくる基本です。

④Rond de Janbe Par Terre(ロン・デ・ジャンプ・パール・テール)

一般的にロン・ド・ジャンブ・ア・テールという発音になります。

動きとしては片足で半円を描くようにつま先を動かしていきます。

ア・テールというのは床についた状態のことで、

足を床から離した時はアン・レールとなります。

大きく半円を描いたり、小さく2回、3回、4回と回す時もあり、

股関節の動き、上体が付いていかない(お尻ごと動かさない)

ように注意します。

⑤Fondu(フォンデュ)

バットマン・フォンデュともいいます。

フォンデュは溶けるようにという意味で、

ゆっくり粘り強く足を動かしていきます。

両膝を曲げた状態から片足を前へ、伸ばしていきます。

地味な動きですが、筋肉を使う動きです。

⑥Frappe(フラッペ)

バットマン・フラッペ フラッペは叩くという意味。

足を強く出しながら、つま先をたたくようにすべらせていく、

テンポの速い動きです。

つま先を蹴りだすときに、軸足(立っている方の足)の

くるぶしにかかとをつけた状態から蹴りだしていきます。

膝から下の動きなので、慣れないとちょっと苦労するかもしれません。

⑦Adagio(アダージオ)

ゆっくりなテンポの音楽でその音楽にあわせた、動きになります。

手の動きも足も大きくゆっくりですが、

バランスや柔軟性(足を高く上げたり)が問われますが、

上げた足をキープしたり、ゆっくりと動かし続ける、

体幹、パワーが必要になります。

アダージオで柔軟・ストレッチをいれる先生も多いと思います。

よく見る、Y字バランスやバーに片足を乗せる、

バレエのレッスンのイメージですね。

⑧PetitBattment(プチバットマン)

プチは小さいの意味。小さく速く足を動かしていきます。

軸足にたたきつけるように片足を動かし、軸足、くるぶしの

前、後ろ、につけていきます。

GrandBattment(グランバットマン)

グランは大きいの意味、

足を大きく、高く、放り投げるイメージで

前、横、後ろに早いテンポであげていきます。

上体をフラフラさせない、体幹、腹筋が大切ですが、

足を高くあげることに集中するなら、

お尻ごと動かしても大丈夫です。

が、ほとんどの先生は

というか、バレエの動きとしては、

上体はキープしたまま、股関節から下、脚だけを高くあげ、

アラベスクのように後ろに出すときだけ、

上体(骨盤)が前に倒れる、という前提で

レッスンするので、上半身はどうであれ、

とにかく脚を高く上げればいいと思うと、

注意されます。

 

ここで、一通りのバーレッスンが終了です。

 

ここまででも、はじめは体力・気力 使いますね。

まず、先生のおっしゃった、「振り」を覚えるだけでも

一苦労です。

とにかく始めは、前の人をみて、同じようにやる。

それで十分ではないでしょうか?

 

これからもまだまだ続きますよ!

一緒にがんばりましょう!

 

 

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